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東方茨歌仙 第九話「新旧の妖怪」

どもども。こんにちは。J.Dです。
月曜に茨歌仙を購入し、火曜に更新しようとするも、コメントすることが以前の内容と被るため、思い浮かばず、挫折。
気を取り直してようやく、今日更新となりました。

話的にはようやく萃香が登場し、華扇が萃香を避けるなど、話しが動きだしましたね。

<気になるところ>
まず、霊夢の対妖怪の姿勢について。
これは基本は前回書いた通りで、あとは茨歌仙本編で、より明示的に触れられたということですね。

萃香登場については後述。

霊夢が萃香登場後に華扇がその場にいたことを忘れているように見えるのだが、三月精で華扇を愛称で呼ぶ霊夢が、萃香が靄から実体化するまでの間に忘れてしまうとは考えにくく(魚じゃあるまいし)、華扇はなんらかの記憶操作の術があるのかもしれない。しかし、コマ割りやストーリー上の都合かもしれず、今後の話を見るべきか。

華扇は鬼であることは、今回の話で確定した。以前から元ネタ(茨木童子)的に華扇が鬼であることと、萃香の登場は確実視されていたから、既定路線か。

<萃香の登場時期>
しかし、それにしても萃香の登場が物語も中盤に入ってからというのが気にかかる。東方は3作で作品をまとめる定石があるから、一巻が5話で終わっていることからすると、9話というのは中盤の終わりあたりと考えることができる。
なぜ、元ネタ的に物語の鍵を握る存在を終盤にもうすぐ入るという段階で投入するのか、疑問のあるところであるし、また萃香を登場させるなら、「狐の奸計」は霊夢の姿勢を変えさせるために要るとしても、「雷の持つ見えない毒」や「本物の福の神」は作品内容的に必要性があるのか、同じく疑問のあるところである(もっとも商業的必要性については容易に肯定できる。我々は30頁の本を買うために1000円払っているだから)。

<本分>
さてさて、とはいえ今回の話で気になるワードがなかったわけではない。それは霊夢が今回たびたび口にした「本分」という言葉で、これは第五話「仙人の本分」では題名の一部として出てきいる。第五話は華扇にとっての障害(ダムとか、死神とか)がすべて除去されて、人間関係も大幅に良好になり、霊夢に仙人として徳育を施したりと、代表的な華扇活躍回である。明示しないまでも「巫女の本分」「妖怪の本分」「仙人の本分」など「本分」がテーマとなっているのなら、ストイックなテーマでもあるし、ここまでの展開も頷けないこともないかもしれない。たぶん。きっと。
しかし、仮にそうだとしたら、華扇は正直者である「鬼の本分」を犯し、仙人のフリ(2話)をして「仙人の本分」を演出する、たいへん屈折したキャラということになる。
嘘はばれてしまうって、斎藤和義も歌ってたよ(「ずっと嘘だったんだぜ~♪やっぱバレてしまうんだな~♪」)。

<今後の話>
現在9話であることを考えると来年の今頃に最終回を迎えることになる東方茨歌仙。
来年の新作にもストーリー的に絡めるおいしい位置にいるので、やはり購入しないという手はない。

萃香が登場してきて、次の話以降で華扇が萃香を避けて引きこもって、華扇の周囲(守矢のダム計画とか)が動きだすのか、それとも三月精みたく今まで出番のなかったキャラが登場してくるのか。気になるところではあります。

それでは以上です。
ではでは。
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テーマ : 東方Project
ジャンル : アニメ・コミック

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